2022.09.08 18:21
東京円、143円台後半 売り買い交錯
8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台後半で取引された。その後の海外市場では、政府と日銀による情報交換会合後に、財務省幹部が過度な円安進行を憂慮すると発言し、売り買いが交錯して円相場が一時、乱高下した。
午後5時現在は前日比08銭円高ドル安の1ドル=143円81~83銭。ユーロは75銭円安ユーロ高の1ユーロ=143円54~58銭。
朝方は金融政策の違いに着目し、日米の金利差拡大の見通しからドルを買って円を売る動きが優勢だった。午後は財務省と金融庁、日銀が情報交換会を開くと発表すると、急速な円安進行への警戒感が強まり、円が買い戻された。