2022.09.08 16:44
8月の街角景気、3カ月ぶり改善 行動制限ない夏休みで消費上向き
内閣府が8日発表した8月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比1・7ポイント上昇の45・5となり、3カ月ぶりに改善した。新型コロナ対応の行動制限がない夏休みとなり、個人消費の回復を中心に家計や企業の動向が上向いているとの認識が広がった。
内閣府は調査結果を「景気は持ち直しに足踏みがみられる」とまとめ、前月の判断を維持した。
項目別では個人消費につながる小売、飲食、サービス関連がいずれも上昇。「空港の商業施設ににぎわいが戻っている」(北海道)、「子供向けイベントが復活し家族での来店が増えた」(近畿)の声があった。