2022.09.06 17:22
台風11号、西日本で風雨 日本海北上、温帯低気圧に
気象庁本庁
台風11号は6日、九州北部に最接近した後、対馬海峡を通過し、日本海を北寄りに進んだ。午後9時の観測で、温帯低気圧に変わった。九州を中心に西日本各地では強風や大雨となった。九州新幹線や山陽新幹線が計画運休するなど交通は乱れ、停電や通信障害も発生。佐賀県白石町では、台風対策で屋根に上り、転落した可能性がある70代男性が死亡した。
東日本は7日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、北日本では強風やしけになる恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼びかけた。
台風から変わった温帯低気圧は6日午後9時現在、日本海を時速約85キロで北北東へ進んだ。