2022.09.02 17:06
ベトナム人整備士17人が入社式 広島マツダ、人材派遣の新事業
入社式に臨むベトナム人新入社員=2日、広島市
自動車販売の広島マツダ(広島市)が設立した人材派遣会社が2日、自動車整備士になるために来日したベトナム人17人の入社式を市内で開いた。不足する国内人材に対処するための新事業で、実務や日本語の研修後、全国に派遣する。
入社式で、1期生のグエン・バー・ティンさん(27)は「大学で自動車の勉強をしたが、日本で働けばもっといろんなことが学べる」と日本語で話した。
広島マツダの松田哲也会長は記者会見で、「人との関わり合いの中で成長し、日本でもベトナムでも活躍できる人材になってほしい」と期待を込めた。
17人は、広島マツダで7カ月間研修し、整備士資格取得を目指す。