2022.09.02 16:58
ボスポラス海峡、一時不通 ウクライナ穀物船が座礁
トルコ・イスタンブールのボスポラス海峡で座礁した貨物船(中央下)=1日(ゲッティ=共同)
【イスタンブール共同】穀物を積んでウクライナ南部を出港した貨物船が1日、トルコ・イスタンブールのボスポラス海峡で座礁した。海峡の交通が一時停止されたが、救助作業を経て2日までに再開された。アナトリア通信などが伝えた。
貨物船は長さ173メートルで3千トン以上のトウモロコシを積載。かじが故障して座礁後、救助船に停泊エリアまでけん引された。けが人は出ていない。
ウクライナからの黒海経由の穀物輸出を監視する「合同調整センター」によると、貨物船はウクライナ南部オデッサ州のチョルノモルスク港を出発。イタリア北部ラベンナに向かうことをセンターが今週、許可していた。