2022.09.02 08:40
土佐あかうしのボルシチ、四万十ポークのシャシュリック…県産食材の缶詰でウクライナ支援、9/3から販売 高知工科大生が開発
開発したウクライナ料理の缶詰をPRする高知工科大の学生(高知市永国寺町)
同大学の「商品開発部」の企画。メンバーが同国出身のコスチャンチン・オヴシアンニコウ助教から聞き取った少年時代の思い出の料理を基に考案した。
黒潮町缶詰製作所(幡多郡黒潮町)の協力で完成した缶詰は、土佐あかうしを使った「ボルシチ」、四万十ポークをバーベキュー風に仕上げた「シャシュリック」、ニンジンケーキの「モルコヴニツェ」の3種。缶にはメンバーが描いたウクライナの風景や子どものイラストをあしらった。
3種セットで税込み3千円。3、4日に香美市のスーパー「バリュー」ノア店とかがみの店、10、11日に高知市のアグリコレットで販売する。
メンバーの3年、山田皐稀(さつき)さん(21)は「気軽にウクライナの食卓を楽しんでもらうため、日本人も食べやすい味に仕上げた。たくさんの支援をお願いしたい」と呼びかけている。(福井里実)