2022.09.02 06:17
外国ルーツの子供に居場所を 広島、小屋改装費募る
外国にルーツを持つ子供たちの居場所をつくるため改装予定の小屋(左奥)と敷地の畑=広島市(ラディチェス提供)
外国にルーツを持つ子供たちの居場所をつくりたいと、広島市の外国人支援団体「Radices(ラディチェス)」が、小屋を改装する企画「いろんなルーツを持つみんなの保健室」を進めている。クラウドファンディング(CF)で10日まで資金を募っている。発起人の広瀬ケーナさん(32)は「行き場のない子の精神的な支えになる環境にしたい」と話す。
広島市の外国人人口は約2万人。ラディチェスによると、見た目や言語の違いから学校生活や就職で差別を受ける子供もいる。