2022.09.01 19:49
コロナ入院給付金、対象を縮小 自宅療養、高齢者や妊婦に限定
生命保険協会は1日、医療保険などの契約者が新型コロナウイルスに感染し、自宅やホテルで療養した際に支払う入院給付金の対象縮小を検討するよう生保各社に通知した。現在は全員を入院したとみなして支払っているが、対象を高齢者や妊婦らに限定する。持病のない64歳以下の無症状や軽症の人は対象から外れる。大手生保は9月下旬にも新基準を適用する。入院給付金の支払い対象は7割程度減る見通しで、契約者の反発は必至だ。
新基準で支払い対象となるのは、65歳以上の高齢者、入院が必要な人、新型コロナの治療薬が必要な人、妊婦。実際に入院した人は全員、入院給付金を受け取れる。