2022.09.01 06:10
NY株4日続落280ドル安 1カ月半ぶり安値
【ニューヨーク共同】8月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続落し、前日比280・44ドル安の3万1510・43ドルで取引を終えた。終値としては7月中旬以来、約1カ月半ぶりの安値。インフレ抑制に向けた米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化することを懸念した売りが優勢となった。
クリーブランド連邦準備銀行のメスター総裁が来年の早期までに政策金利を4%超まで引き上げ、その水準を維持する必要があるとの見方を示した。FRB高官から金融引き締めに積極的なタカ派姿勢の発言が相次ぎ、投資家が米景気後退への警戒を強めた。