ゴルバチョフ氏葬儀は９月３日　プーチン氏「世界の歴史に影響」

2022.09.01 00:01

ゴルバチョフ氏葬儀は９月３日　プーチン氏「世界の歴史に影響」

高知新聞社

　会合に参加するゴルバチョフ・ソ連大統領＝１９９０年１２月、モスクワ（タス＝共同）

　ロシアのプーチン大統領は３１日、前日に死去したゴルバチョフ元ソ連大統領の遺族らに弔電を送り「世界の歴史の歩みに巨大な影響を与えた政治家だった」と哀悼の意を表した。インタファクス通信によると、ゴルバチョフ氏の娘イリーナさんは同日、葬儀は９月３日に営まれると述べた。告別式はモスクワ市内のホールで執り行われる。

　ゴルバチョフ氏は、ロシアのウクライナ侵攻に反対していた。侵攻は自らが唱えた東西欧州の分断解消を目指す「欧州共通の家」の理念に反し、ソ連最初で最後の大統領として推進した社会民主化や国際協調の路線もプーチン政権下で霧散し、ことごとく後退の一途をたどる。

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