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2022.09.01 08:37

学校再開、子どもたちのコロナ注意点は?発熱、せき...船井守・高知県医師会副会長に聞く

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「保育園ではRSウイルス感染症も流行しており、症状だけではコロナと判別がつかない」と話す船井守医師(高知市北新田町の「ふないキッズクリニック」)

「保育園ではRSウイルス感染症も流行しており、症状だけではコロナと判別がつかない」と話す船井守医師(高知市北新田町の「ふないキッズクリニック」)

 新型コロナウイルスの高知県内感染者数が高い水準で推移し、子どもへの感染もいまだ多い中、1日、多くの学校で2学期がスタート。学校での感染拡大も懸念されるが、どんなことに気を付ければいいのか。小児科医の船井守・県医師会副会長に聞いた。

 ―県内の現状は。

 「オミクロン株以降、子どもの発症が増え、特に7月から急増した。小児科にも検査のため患者が殺到している」

 ―子どもの症状の特徴は。

 「発熱やせきのほか、熱性けいれんや嘔吐(おうと)、下痢を伴うこともある」

 「生後1カ月で感染したケースがあった。保護者はかなり心配されたが、数日で症状はおさまった。小児はほとんど重症化しないので過度に心配することはない。ただ、高熱と嘔吐がある場合は、脱水症状に注意が必要だ」

 ―学校が再開する。

 「夏休みに入ったら子どもの感染者数は落ち着くと思ったが、実際は部活動や旅行などの影響なのか、さらに増加した。2学期が始まり、さらなる増加が危惧される」

 「個々が感染するのは仕方がない。大事なのは、クラスター(感染者集団)を起こさないようにすることだ」

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