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2022.08.31 19:19

奄美で五穀豊穣祈願 コロナで3年続け縮小

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 海岸で「八月踊り」を舞う保存会の会員=31日午後、鹿児島県龍郷町

 鹿児島県龍郷町(奄美大島)の秋名集落で31日、五穀豊穣を祈る伝統行事「ショチョガマ」が、新型コロナウイルス禍のため主な祭事を省略して催された。海の神々に祈る「平瀬マンカイ」も飲食なしで実施。「秋名のアラセツ(新節)行事」呼ばれ国の重要無形民俗文化財で、規模縮小は3年連続となった。


 本来、多数の人が上って揺り倒す片屋根「ショチョガマ」は造らず、保存会の窪田圭喜会長(81)が神役として赤飯や発酵飲料のミキを供え、祭詞を唱えた。平瀬マンカイでは、二つの岩に立った白装束の男女が太鼓に合わせて神々に豊作を祈り、浜で「八月踊り」を舞って解散した。

(c)KYODONEWS

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