2022.08.31 18:22
住宅ローン金利、4行が引き下げ 9月、主力の固定型10年
三菱UFJ銀行など国内大手5行は31日、9月に適用する住宅ローン金利を発表した。主力の固定型10年の最優遇金利はみずほ銀行を除く4行が8月水準から引き下げた。目安になる長期金利が上昇したが、営業戦略上の判断で引き下げる動きが広がった。
最優遇金利は、三井住友信託銀行の年0・85%が最も低く、三井住友銀行と三菱UFJ銀が0・89%、りそな銀行が0・90%と続いた。みずほ銀は0・95%で横ばいだった。
8月の長期金利は7月と比べ上昇基調にあったが、住宅ローン取引が集中する9月は銀行間の競争原理が働き、各行が引き下げを決めたとみられる。