2022.08.30 15:22
東証大幅反発、316円高 反動買いで上げ幅広げる
東京証券取引所
30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発し、前日終値比316円62銭高の2万8195円58銭で取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ加速に伴う景気後退への警戒感から前日に700円超値を下げた反動で、朝方から買いが優勢となり上げ幅を広げた。
東証株価指数(TOPIX)は24・28ポイント高の1968・38。出来高は約9億9800万株。
FRBのパウエル議長は前週末の講演で、物価高への対応のため金融引き締めを継続する必要性を強調。パウエル氏の発言を受け、急速な利上げが米国の景気後退を招くとの懸念がくすぶっている。