2022.08.30 13:30
トヨタ、7月の国内生産28%減 22万台、部品調達難で販売打撃
トヨタ自動車本社=6月
トヨタ自動車が30日発表した7月の国内生産台数は、前年同月比28・2%減の22万1817台だった。5カ月連続で前年実績を下回った。中国・上海の新型コロナウイルス禍による部品調達難や半導体不足が響いた。世界生産は8・6%減の70万6547台。
7月の軽自動車を含めた国内販売台数は25・3%減の10万4431台だった。11カ月連続で前年実績を割り込んだ。減産が長期化しており、新車の供給が不足した。世界販売は7・2%減の79万7179台。
国内工場では新型電気自動車(EV)「bZ4X」のリコールに伴う原因調査もライン停止の要因になった。