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2022.08.30 08:20

【なるほど!こうち取材班 パートナー紙とともに】浜松の小学生 珍ザリガニ発見 三つ叉ハサミ「びっくり」

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片方のハサミが三つに分かれたアメリカザリガニを見つけた花村好志君=右=と田面木夢輝君(浜松市南区)

片方のハサミが三つに分かれたアメリカザリガニを見つけた花村好志君=右=と田面木夢輝君(浜松市南区)

 「片方のハサミが三つに分かれているアメリカザリガニを見つけました。何でこんなハサミになったのですか」。浜松市の小学生から、中日新聞の「ユースク取材班」に質問とともに写真が届いた。専門家に聞いてみると、二つの原因が浮かび上がった。

 見つけたのは芳川小学校5年生の花村好志(こうし)君(11)と田面木(たものき)夢輝(みずき)君(10)。24日午後4時ごろ、同市南区恩地町にある田んぼの用水路で、石の下に変な形のハサミをしたザリガニがいるのに気付いて引っ張り出したところ、右のハサミだけが三つ叉(また)に分かれていた。

 浜名湖体験学習施設ウォットの飼育員、松本向生(こうき)さんは「先天性の突然変異か、ハサミを欠損して再生する際にこうなった可能性が考えられる」と説明。事例としてはかなり珍しく、同じようにハサミが三つに分かれたイシガニを展示したこともあるという。

 花村君が「こんなのを見たのは初めて。初めは大きくてちょっと怖かったけど、だんだんかわいくなってきた」と言えば、田面木君も「珍しいザリガニを見つけることができてうれしい」と笑顔。「また2人でいろいろ生き物を探しに行きたい」と声をそろえた。

 ザリガニは花村君が自宅で飼っている。(中日新聞)


 県民・読者とつくる調査報道企画、高知新聞「なるほど!こうち取材班」(なるこ取材班)。県内企画のほか、連携する全国のパートナー紙の記事を随時掲載で紹介します。

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