2022.08.29 18:13
円急落、一時139円 7月以来、米利上げ意識
週明け29日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時、1ドル=139円ちょうどを付けた。7月15日以来、約1カ月半ぶりの円安ドル高水準。前週末比で2円程度円安ドル高が進み、日本が金融危機だった1998年8月に付けた140円台に迫った。
前週末に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、利上げを継続する必要性を強調。日米の金利差拡大を見越した円売りドル買いが進んだ。
午後5時現在は前週末比1円68銭円安ドル高の1ドル=138円69~71銭。ユーロは1円24銭円安ユーロ高の1ユーロ=137円89~93銭。