2022.08.29 12:28
死亡の3人は生活困窮か、宮城 七ケ浜町の殺人事件
宮城県七ケ浜町の住宅で70代の兄弟が死亡、弟の妻も病院搬送後に死亡が確認された事件で、兄に障害があり、弟も病気の影響で苦しむなど一家の生活が困窮していたとみられることが29日、知人らへの取材で分かった。県警は親族間の無理心中の可能性もあるとみて捜査しており、同日午前から殺人容疑で住宅の現場検証を始めた。遺体を司法解剖し、死因を調べている。
県警によると、事件は28日、親族の110番で発覚。無職渥美勝さん(70)と、兄の実さん(73)が1階リビングと寝室でそれぞれ倒れ、死亡が確認された。警察官が勝さんの妻一枝さん(49)が風呂場で倒れているのを発見した。