2022.08.29 08:30
強い台風、沖縄接近見込み 気象庁、厳重警戒呼びかけ
台風11号の予想進路(29日9時現在)
強い台風11号は29日、小笠原諸島付近を通過して西へ進んだ。31日から9月3日にかけ発達して沖縄に接近し、天気は大荒れになる見込み。気象庁は暴風やうねりを伴った高波、大雨による土砂災害に厳重な警戒を呼びかけた。
小笠原諸島の父島では29日午後6時台に最大風速31・1メートル、最大瞬間風速48・4メートルを観測。いずれもこの地点で8月の観測史上最高となった。
28日の台風発生当初は四国や九州に接近する予報だったが、予想進路が南寄りに変わった。気象庁によると、29日午後3時の観測で台風の勢力は「強い」となり、今後は「非常に強い」に発達する見通し。