2022.08.27 10:27
回収文書に機密184件 隠蔽疑いトランプ氏邸捜索
26日、米司法省が一部開示した連邦捜査局(FBI)の宣誓供述書(AP=共同)
【ワシントン共同】米司法省は26日、FBIによるトランプ前大統領の邸宅マールアラーゴの家宅捜索に関し、令状請求資料を一部開示した。国立公文書館(NARA)が1月に邸宅から184件の機密文書を回収し、うち25件が最高機密だったと指摘。国防に関わる機密文書が邸宅に残っている疑いに加え、隠蔽の可能性もあるとして捜索の実施を訴えていた。
開示されたのは、捜査員が家宅捜索の必要性を説明した32ページの宣誓供述書。機密情報の持ち出しや、認められていない場所での保管に関して捜査しているとした上で「妨害工作の形跡が見つかると信じる相応の理由がある」とも強調した。