2022.08.26 17:24
JR四国、平均13%値上げ 来春、初乗り20円アップ
JR四国は26日、管内全域を対象に平均約13%の値上げを国土交通省四国運輸局に申請した。2023年春に実施する予定。初乗りは現行の170円から190円に引き上げる。消費税増税に伴う料金改定を除くと、値上げは1996年以来27年ぶりとなる。同時に定期券も値上げし、年間20億円程度の増収を見込む。
アップ率は区間によって異なる。利用者の多い高松―岡山間の普通運賃は1550円から1660円となる。定期券の値上げ率は通勤が平均28・14%、通学は平均22・43%。
もともと赤字体質だったJR四国の経営は新型コロナウイルス禍による乗客減で、窮地に陥っている。