2022.08.26 17:02
地域別物価「東高西低」 最大は秋田、全国平均の1・5倍
消費者物価指数の県庁所在地ごとの上昇率
7月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)の前年同月比上昇率が、東日本で高く、西日本で低い傾向であることが26日、分かった。県庁所在地別で全国平均の2・4%を上回った都市は18あり、最も高い秋田市は平均の1・5倍以上となった。消費に占めるエネルギーの割合が高いことが要因とみられる。総務省が26日発表した翌8月の東京都区部の消費者物価指数は、前年同月比2・6%の上昇となり、約8年ぶりの高い伸びだった。
都市別では秋田市が3・8%上昇で最も高く、長野市が3・3%で続いた。最も低い和歌山市は1・5%だった。北海道や東北地方が高い傾向で、四国、近畿地方が低かった。