2022.08.26 12:21
パワハラ自殺、遺族と和解 青森の住宅会社が責任認め謝罪
新年会で男性に渡された賞状を模した書面(画像の一部を加工しています)
青森市の40代男性が自殺したのは職場のパワハラや長時間労働が原因だったとして、遺族が住宅会社「ハシモトホーム」(青森県八戸市)などに約8千万円の損害賠償を求めていた青森地裁の訴訟で、遺族側弁護士は26日、裁判外で和解が成立したと明らかにした。和解は23日付。支払い済みの和解金の額は非公表で、会社側が全面的に責任を認め、遺族に謝罪する。
訴状などによると、注文住宅の営業担当だった男性は会社の新年会で、賞状を模した書面に「今まで大した成績を残さず、あーあって感じ」などと侮辱する内容の「症状」を渡された。2018年に重度のうつ病を発症、自殺したとしている。