2022.08.25 22:39
OPEC議長、減産支持 イラン核合意再建視野
【ロンドン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは25日、石油輸出国機構(OPEC)のイトア議長(コンゴ共和国の石油相)が今後の需給動向などを踏まえ、一部の加盟国から上がった原油減産の考えを支持したと報じた。イラン核合意の再建に向けた協議の進展で制裁が緩和され、イラン産原油の供給拡大の可能性を視野に入れた発言とみられる。
OPECを主導するサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が22日、減産の可能性に触れ、産油国の間で同意する声が広がっていた。
同紙によると、イラクやクウェート、アルジェリアなどが賛意を示したという。