2022.08.25 19:08
JR九州、18区間全て赤字 乗客少ない路線、21年度
JR九州は25日、2021年度に乗客が少なかった線区別の収支を発表し、対象となった18区間全てが赤字だった。最大の赤字額は日豊線の佐伯(大分県)―延岡(宮崎県)の6億5900万円。新型コロナウイルス禍の影響が大きかった20年度に比べ、収支は全体的にやや回復した。
JR九州は、1日の1キロ当たりの平均乗客数が2千人未満となる線区の収支を18年度分から公表している。
赤字額の大きさでは、新たに公表の対象となった久大線の由布院(大分県)―大分の5億3800万円が2番目。指宿枕崎線の指宿(鹿児島県)―枕崎(同)が4億9400万円で続いた。