2022.08.26 08:25
気分もブルーに…仁淀川ごみ放置横行 高知県いの町波川、住民「モラル守って」
バーベキューの後、放置されたとみられるごみ(写真はいずれもいの町波川)
吾川郡いの町波川の仁淀川で、ごみの放置が横行している。近年は新型コロナウイルス下のアウトドアブームもあって行楽客が増え、マナーの悪さが以前に増して目立つように。町関係者や住民は「最低限のモラルは守って」と憤慨している。
仁淀川橋周辺の河川敷。以前から遊泳客らに人気だったが、ここ2、3年はプールの営業が中止されたことや、キャンプ人気の高まりなどを反映して人出が増えた。夏休み中はほぼ毎日、駐車場が満杯となり、県外ナンバーも少なくない。
河原では多くの家族やグループがバーベキューを楽しむが、跡には食べ残しの食材や炭、ビール缶などが散乱。中には割れた瓶もあり危険だ。ごみの入った袋を近くのやぶへ投げ込んだり、駐車場に放置したりする不届き者もいる。
22日に収集したごみは可燃、不燃合わせて10袋。これで約5日分だという