2022.08.24 10:23
バスの前輪付近から出火か 横転炎上、愛知県警が原因捜査
名古屋高速道路の豊山南インターチェンジ付近で横転、炎上した大型バスを調べる警察官ら=22日
名古屋市北区の名古屋高速道路で大型バスが横転・炎上するなどし2人が死亡、7人が負傷した事故で、バスの前輪付近から炎が上がったとみられることが24日、捜査関係者への取材で分かった。死者2人は焼死とみられており、愛知県警は出火の原因を詳しく調べる。
バス製造元の三菱ふそうによると、事故を起こしたものと同種のバスは、前輪付近に最大400リットルの軽油が入る燃料タンクがあり、エンジンは車体の後部にある。
事故は22日午前に発生。バスは名古屋市から県営名古屋空港に向かう途中、高速出口と本線の境目の分離帯に衝突して横転。そこに乗用車が突っ込み、バスは激しく炎上した。