2022.08.23 17:47
7月のスーパー売上、1・8%増 百貨店は5カ月連続プラス
日本チェーンストア協会が23日発表した7月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比1・8%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回った。外出機会が増え食料品を中心とする巣ごもり需要は減ったが、アウトドアや行楽用品が伸び販売を下支えした。日本百貨店協会が発表した7月の全国百貨店売上高(既存店ベース)は前年同月比9・6%増となり、5カ月連続で増えた。
スーパーの全店ベースの売上高は1兆1147億円。鮮魚を示す水産品は4・8%減と低調で、牛肉など畜産品や農産品も前年割れした。7月以降の新型コロナ感染再拡大後も、以前のような巣ごもり需要は見られないという。