2022.08.22 22:20
独立記念日の首都攻撃警戒 国境にロシア戦闘機集結と報道
近くの弾薬庫で爆発が発生した住宅=16日、ウクライナ南部クリミア半島ジャンコイ(タス=共同)
【キーウ共同】ウクライナの首都キーウ(キエフ)市当局は22日、ソ連からの独立記念日の24日を前に、ロシア軍によるミサイル攻撃の可能性が高まっているとして22~25日の間、大規模イベントの開催を禁止すると発表した。東部ハリコフ州でも夜間の外出規制が強化されるなど、各地で警戒が強まっている。
ウクライナのニュース専門局「TSN」は22日、ロシア軍がウクライナ国境近くに戦闘機とヘリコプター、計約800機を集結させていると報道した。
一方、ウクライナメディアによると、ロシアが2014年に強制編入した南部クリミア半島各地で21日、爆発音が聞こえた。