2022.08.22 19:40
人民元、1年11カ月ぶり安値 政策金利引き下げで
中国の人民元紙幣
【上海共同】週明け22日の中国・上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで下落し、通常取引の終値(日本時間午後5時半現在)が前週末比0・43%安の1ドル=6・8384元となった。2020年9月以来、約1年11カ月ぶりの安値水準。
中国人民銀行(中央銀行)が22日、景気を下支えするため、事実上の政策金利を引き下げた。これを背景に、市場では元を売ってドルを買う動きが進んだ。
人民銀は22日朝、人民元取引の対ドル相場の基準値を1ドル=6・8198元と、前週末の基準値より0・2%元安に設定した。