2022.08.22 16:51
知床の通信状況改善へ現地調査 携帯4社と関係省庁
総務省は22日、北海道の知床国立公園で携帯電話の通信状況を改善するため、NTTドコモなど携帯電話事業者4社が現地調査を実施すると発表した。4月に知床半島沖で発生した観光船沈没事故を受けた対応で、現地の通信エリア拡大に向けて基地局を設置する場所や課題などを検討する。
調査はドコモとKDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルが24~25日に実施し、総務省と環境省、海上保安庁も同行。知床には携帯がつながりにくいエリアがあることから、知床岬灯台や宇登呂灯台、知床自然センターで基地局の設置を検討しており、遮蔽物の有無や電源の確保が可能かどうかといった点を調べる。