2022.08.22 16:25
仙台育英が東北勢初の甲子園優勝 下関国際倒し、夏に悲願果たす
下関国際戦に先発した仙台育英・斎藤蓉=甲子園
第104回全国高校野球選手権大会は22日、兵庫県西宮市の甲子園球場に3万1200人を集めて決勝が行われ、仙台育英(宮城)が下関国際(山口)に8―1で勝って初優勝した。東北勢が甲子園大会で頂点に立つのは春の選抜大会を含めて史上初。春夏合わせて13度目の決勝挑戦で悲願を果たした。東日本大震災の被災地からも喜びの声が上がった。
仙台育英は東北勢がぶつかった聖光学院(福島)との準決勝を制し、春を含め4度目の決勝だった。四回に先制すると七回に5点を加えるなどリードを広げ、2投手の継投で逃げ切った。
下関国際は山口県勢として64年ぶりの夏の甲子園制覇はならなかった。