昆布端材を餌に食用コオロギ養殖　臭い抑え、味も変化！？　泉利昆布海産（高知市）とバグモ（京都市）商品化へ

2022.08.22 08:41

昆布端材を餌に食用コオロギ養殖　臭い抑え、味も変化！？　泉利昆布海産（高知市）とバグモ（京都市）商品化へ

高知新聞社

昆布の端材を食べるコオロギ（バグモ提供）

職人が手で削って作るおぼろ昆布。製造過程で端材が出る（泉利昆布海産提供）

　コオロギが昆布を食べて、そのコオロギを人間が食べる日―。泉利昆布海産（高知市）が「ＢｕｇＭｏ（バグモ）」（京都市）とともに、コオロギを使った食品開発に挑んでいる。餌として与えているのは、おぼろ昆布の端材。これまで捨てるしかなかったが、昆布によって従来の養殖コオロギよりも栄養が豊かになる兆候があるという。さらに成分や味の分析を進め、本年度内の商品化を目指す。…

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