2022.08.19 18:58
便乗値上げの有無検証を 公共料金改定で河野担当相
河野太郎消費者担当相は19日の臨時記者会見で、公共料金改定の際、便乗値上げがないか検証するとともに、賃上げにつながる適正な料金設定かどうかを確認するよう消費者庁に指示したと明らかにした。昨今の物価高や、岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」を踏まえた対応だとした。
消費者基本法は、公共料金改定の際、所管省庁が認可を出す前に必要に応じて、消費者庁の協議を経るよう定めている。最近の事例では、東京都特別区・武三地区(武蔵野市・三鷹市)のタクシー運賃改定手続きに関して、消費者委員会が協議を進めている。