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2022.08.16 14:27

役作りでダイビングの資格 映画「凪の島」の新津ちせ

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 イベントに登場した新津ちせ。「この1年で身長が8センチくらい伸びました」=東京都港区

 映画「凪の島」(8月19日公開)の公開直前イベントが東京都内で開かれ、俳優の新津ちせ、島崎遥香、加藤ローサ、結木滉星と長沢雅彦監督が登場した。海が好きな主人公、凪を演じた新津は「海に慣れるため、撮影前にダイビングの資格を取りました」と報告した。


 両親が離婚し、母の故郷である山口県の小さな島で暮らすことになった凪が、島の自然や人々の温かさに触れ、成長していく姿を描く。新津は「山口は私の母の出身地でもある。地元の皆さんと一緒に取り組めてうれしい」と笑顔で語った。


 オーディションの際、県内に拠点を持つ長沢監督が謙遜のつもりで「山口には何もない」と表現したところ、新津に「良いところがいっぱいあります」と諭されたという。長沢監督は「オーディションで俳優に怒られたのは初めて。その強さがキャスティングの決め手だった」と明かした。


 島の漁師役の結木は「船酔いが心配だったけど、意外と平気だった」とほっとした表情。逆に船酔いに苦しんだのが、凪の担任教師を演じた島崎だ。「酔い止めを飲むと今度は眠くなる。量を調整して頑張りました」


 撮影が休みの日には、新津と島崎、凪の母を演じた加藤の3人で浜辺に遊びに出かけたことも。「駄菓子を一緒に食べた。楽しかったね」と振り返った加藤に、結木は「僕、誘われてないんですけど」と嘆いた。

(c)KYODONEWS

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