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2022.08.13 08:35

「父超え」はVしかない 親子2代で四国インハイ ソフトボール・小野彪雅(岡豊高・投手)―月刊マル地スポ

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24年前の四国インターハイで岡豊を準優勝に導いた小野悟司投手=左端。当時、果たせなかった優勝という夢を息子に託す(1998年8月8日、松山市営球場)

24年前の四国インターハイで岡豊を準優勝に導いた小野悟司投手=左端。当時、果たせなかった優勝という夢を息子に託す(1998年8月8日、松山市営球場)

 1998年8月8日、松山市営球場。四国4県での開催だったインターハイの、ソフトボール男子決勝のマウンドでは、高知県代表・岡豊のエース右腕、小野が奮闘していた。日向工(宮崎)を相手に1―2の三回途中からの登板だったが、それ以上の失点は食い止め、六回には自らの適時打で同点に。しかし、延長八回に力尽きた。2―3。銀色のメダルに悔し涙が落ちた。

 それから24年後の今年、高知市の春野運動公園で今月19~22日に行われる四国インハイのソフト男子に出場する岡豊のエースも右腕、小野。「目標はもちろん優勝」と力強く語る。

       ◇

県高校体育大会決勝で力投する岡豊・小野彪雅。四国インターハイで父を超えるのが目標(5月23日、春野ソフトボール専用球場)

県高校体育大会決勝で力投する岡豊・小野彪雅。四国インターハイで父を超えるのが目標(5月23日、春野ソフトボール専用球場)

 今年のエース、小野彪雅(ひゅうが)(17)が日本一にこだわるのには理由がある。24年前のエース、小野悟司さん(42)は実の父親。同じ岡豊3年生で出場するインターハイの会場が、偶然にも同じ四国。父があと一歩届かなかった「四国インハイ制覇」という夢をかなえる機会が巡ってきたのだ。

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