2022.08.12 21:55
三内丸山、遺構が一部浸水 損壊や流失なし、青森
水に漬かった三内丸山遺跡の「南盛土」=12日午後、青森市
世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を代表する三内丸山遺跡(青森市)の一部遺構が、大雨の影響で浸水していることが12日、青森県への取材で分かった。県によると、3カ所の遺構が浸水したが、損壊や流失はないという。
三内丸山遺跡センターによると、水に漬かったのは「南盛土」「子どもの墓」「大人の墓」。子どもの墓は見学を中止している。
これまでも雪解け水などで浸水することはあったというが、センター職員は「今まで経験のない水量だ」と話した。