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2022.08.09 10:00

「核は駄目」涙で訴え、長崎 各地で祈り、思い新たに

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 被爆から77年の原爆の日を迎え、長崎市の浦上天主堂で開かれた追悼ミサで祈りをささげる女性=9日早朝

 雲の間から日差しが降り注ぐ中、長崎市では9日、遺族らが早朝から各地で祈りをささげ、平和への思いを新たにした。ロシアのウクライナ侵攻で核使用への危機感が強まる中、被爆者は「核は駄目」と涙で訴えた。


 「とにかく怖かった」。爆心地近くの浦上天主堂のミサに訪れた長崎市の森内照子さん(91)は、77年前を思い出し、声を絞り出した。皮膚を引きずり、頭が真っ黒に焼けただれた人々が「長崎は地獄だ」と言いながら逃げる姿が目に焼き付いている。


 同市松山町の平和公園でも、人々が平和祈念像に手を合わせ、花を手向けた。

(c)KYODONEWS

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