2022.08.08 17:38
携帯値下げ、2社営業減益 4~6月期、ドコモは微増
携帯電話大手3社の2022年4~6月期連結決算が8日、出そろった。各社とも料金値下げの影響が続き、ソフトバンクとKDDIの2社は本業のもうけを示す営業利益が減益となった。ソフトバンクが前年同期比12・7%減の2471億円、KDDIが0・8%減2969億円だった。NTTドコモも0・3%増の2837億円と、微増にとどまった。
ソフトバンクの売上高は0・4%増の1兆3619億円、純利益は14・9%減の1285億円だった。宮川潤一社長は値下げの影響は本年度が最も大きく、営業利益ベースで約900億円に上ると説明した。