2022.08.08 16:51
ソフトバンクG赤字3兆円 国内最大、投資先株安響く
ソフトバンクグループが入るビル=東京都港区
ソフトバンクグループ(SBG)が8日発表した2022年4~6月期連結決算は、純損益が3兆1627億円の赤字となり、7615億円の黒字だった前年同期から大幅に悪化した。金利上昇や景気後退懸念を受けた投資先企業の株価下落や、急速な円安進行が大きく響いた。証券大手の集計によると、赤字額は四半期決算として国内企業で過去最大となった。
孫正義会長兼社長は東京都内で開いた記者会見で、22年1~3月期に続き、4~6月期も巨額赤字を計上したことについて「合わせて5兆円の赤字を出した。しっかり反省したい」と述べた。