2022.08.07 16:15
熱海市、来夏に警戒区域解除へ 土石流被害、200人避難生活
住民向け説明会で配布された資料を見る参加者=7日午後、静岡県熱海市
静岡県熱海市で昨年7月に発生した大規模土石流で被災した伊豆山地区について、同市の斉藤栄市長は7日の住民向け説明会で「国や県による工事が予定通りに進めば、来年夏ごろに警戒区域の指定を解除できる」との見通しを明らかにした。
同市は昨年8月、二次災害の恐れがあるなどとして、伊豆山地区の一部を災害対策基本法に基づく警戒区域に指定し、立ち入りを原則禁止した。区域内の住民約200人が市内外の公営住宅などで避難生活を続けている。