2022.08.03 17:41
海運3社が最高益更新 4~6月期、コンテナ船が堅調
海運大手3社の2022年4~6月期連結決算が3日出そろい、日本郵船、商船三井、川崎汽船とも純利益が4~6月期として過去最高を更新した。新型コロナウイルス禍からの経済再開で、飲食料品や家電製品などを運ぶコンテナ船の需要が堅調で、運賃が高止まりしていることが背景にある。
純利益は、日本郵船が前年同期比約2・3倍の3433億円。商船三井が約2・7倍の2857億円、川崎汽船が約2・6倍の2666億円だった。売上高は3社とも3割前後増えた。
3日にオンラインで記者会見した日本郵船の丸山徹執行役員は「輸送需要は強く、想定を上回る利益水準だった」と説明した。