2022.08.03 09:58
米国人攻撃に警戒情報、国務省 アルカイダの最高指導者殺害で
【ワシントン共同】米国務省は2日、世界警戒情報を更新し、米国による国際テロ組織アルカイダの最高指導者ザワヒリ容疑者殺害で、アルカイダの支持者や関連組織による反米暴力のリスクが高まったとして注意を呼びかけた。米国人や米関連施設に対する自爆攻撃などが想定されるとして海外渡航時に警戒するよう求めた。
ザワヒリ容疑者は現地時間7月31日、アフガニスタンの首都カブールの潜伏先で米国の無人機攻撃で殺害された。米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は8月2日、米CNNテレビで、ザワヒリ容疑者の死亡はDNA情報ではなく「目視やそのほかの手段」で確認したと説明した。