2022.08.01 20:38
ソラシドエア、就航20年 地元密着、低価格で拡大
初就航から20年を迎え、記念写真に納まるソラシドエアの高橋宏輔社長(左から2人目)ら=1日、宮崎空港
宮崎市の中堅航空会社ソラシドエアは1日、2002年の初就航から20年を迎え、宮崎空港で記念式典を開いた。九州・沖縄と東京をつなぐ航空会社に成長。高橋宏輔社長は「地元密着を強みに選ばれてきた。今後も地域の個性に寄り添い需要をつくり出していく」と話した。
ソラシドエアの前身のスカイネットアジア航空は、航空業界の規制緩和を受け、宮崎―羽田便を開始。大手に比べ手頃な運賃を売りに、九州・沖縄と羽田や中部空港を結ぶ計14路線に運航を拡大した。高橋氏は「参入で航空運賃が変わった」と成果を強調した。
新型コロナの影響で、21年3月期から2年続けて純損失を計上している。