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2022.08.01 15:01

鮮魚のアジア輸出拡大、実用化へ IT活用、保冷箱開発

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 タイの首都バンコクの日本料理店で開かれた、実証実験で日本から空輸された魚などを使った料理の試食会=6月(NNA=共同)

 取れた鮮魚を低温で保存。輸送中の魚の状態はITで記録、送信し、安心、割安に海外に届ける―。そんな難題にソフトウエア開発会社「エム・ソフト」(東京)が挑み、水産庁と共同の実証実験に成功した。東南アジアへの水産物輸出を拡大するのが狙いで、来年春の実用化を目指す。


 同社は別のメーカーが新たに開発した特殊な素材でできた2層構造の保冷箱を採用。従来の発泡スチロール製の箱は約1日で氷が溶け、内部の温度が上がったが、新開発の箱は中を8度以下で最長約5日間保てる。冷蔵用の電力が不要になり、輸送費を通常の約3分の1に抑えられるという。

(c)KYODONEWS

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