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2022.07.30 08:00

小社会 師匠「白鵬」

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 大相撲の平幕力士にとって横綱を倒す「金星」ほど気持ちのよいものはないだろう。観客から拍手喝采を浴び、金星1個に付き4万円の褒賞金を引退するまで毎場所もらえる。 
 
 安芸市出身の清見潟親方(元関脇栃煌山)は現役時代、6個の金星を挙げた。思い出の一番も、2019年初場所、現二所ノ関親方の稀勢の里からもぎ取った金星だと語っている。

 当然、負けた方は痛恨の極みである。相手はずいぶんと格下だから、横綱の威信にも関わる。その点で、昨年引退した元横綱白鵬は金星配給でも圧倒的な強さがうかがえる力士だった。その数26個。一見多いように映るが、横綱在位は歴代最長の84場所である。
 
 かつて「不沈艦」の異名を取った北の湖は、横綱在位63場所の間に50個以上を与えている。白鵬がいかに格下に付け入る隙を与えなかったかが分かる。その白鵬が師匠になった。年寄「宮城野」を襲名し、部屋を継承した。

 モンゴルから来日した15歳の頃は体重62キロのやせた少年だったという。それが横綱に上り詰め、史上最多45度の優勝など数々の金字塔を打ち立てた。稽古や相撲の研究を人一倍重ねたに違いない。

 現役時代に何度も対戦した二所ノ関親方は以前「白鵬戦は稽古場の100番、200番に値する」と評していた。それだけ激しく、学ぶものも多い土俵だったのだろう。大横綱がどんな後進を育てるのか、次は師匠「白鵬」が楽しみである。


7月30日のこよみ。
旧暦の7月2日に当たります。きのえ さる 七赤 友引。
日の出は5時16分、日の入りは19時08分。
月の出は6時16分、月の入りは20時22分、月齢は1.4です。
潮は大潮で、干潮は高知港標準で0時44分、潮位97センチと、13時06分、潮位23センチです。
満潮は6時22分、潮位186センチと、19時42分、潮位183センチです。

7月31日のこよみ。
旧暦の7月3日に当たります。きのと とり 六白 先負。
日の出は5時17分、日の入りは19時07分。
月の出は7時15分、月の入りは20時52分、月齢は2.4です。
潮は中潮で、干潮は高知港標準で1時15分、潮位92センチと、13時37分、潮位26センチです。
満潮は6時57分、潮位186センチと、20時10分、潮位184センチです。

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