2022.07.29 18:33
アサリ偽装、確認されず ルール厳格化後初調査
農林水産省
農林水産省は29日、全国の広域小売店を対象にアサリの産地表示の調査を実施した結果、偽装した疑いがある事例は確認されなかったと発表した。調査は、輸入アサリが熊本県産と偽装販売されていた問題を受けて実施したもので、国が3月に産地表示のルールを厳格化して以降初となる。
調査は6月13~24日に1005店を対象に行った。産地別でみると、愛知県産を販売していた店舗は最多の164店で、昨年10~12月の調査の75店から増加。北海道産も81店から111店に増えた。外国産は332店と、9店から急増した。一方、661店で売られていた熊本県産は20店に減った。