2022.07.29 18:09
JR東は3年ぶり黒字、4~6月 行動制限緩和で鉄道利用回復
JR東日本のロゴマーク
JR東日本が29日発表した2022年4~6月期の連結決算は、純損益が189億円の黒字(前年同期は769億円の赤字)だった。4~6月期としては3年ぶりの黒字。新型コロナウイルス流行による行動制限が緩和され、鉄道利用客数が回復した。
売上高は前年同期比28・7%増の5576億円だった。運輸、流通・サービス、不動産・ホテルの3事業全てが増収となった。ただ、鉄道の定期券収入の水準はコロナ前の約77%、定期券以外の在来線(関東圏)は約79%、新幹線は約59%にとどまった。
23年3月期の通期予想は据え置き、売上高は24・0%増の2兆4530億円を予想。