2022.07.29 17:07
インドネシアの実習生がサル捕獲 山口市小郡地区、2匹目
住民がサルに襲われる被害が相次ぐ山口市小郡地区で、サルを捕獲した技能実習生ガブリエル・マウさん=29日
山口市は29日、住民がサルに襲われる被害が相次ぐ同市小郡地区で、28日にサル1匹を捕獲したと発表した。地元企業の技能実習生が捕まえたという。同地区で捕獲されたサルは2匹目で、1匹目に続き殺処分した。市によると、29日午後3時時点で、計66人が被害に遭っている。捕獲後もサルが目撃されており、警戒を続ける。
市によると、28日午後9時ごろ、体重約7キロの雄ザルが地元企業の社員寮に侵入。2階にいたインドネシア国籍の技能実習生ガブリエル・マウさん(29)に飛びかかった。ガブリエルさんはサルを床に押さえつけ、同僚に助けを求めた。自身は指をかまれ軽傷を負った。