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2022.07.29 14:52

レバノンに「ロシアの略奪穀物」 シリア船積載とウクライナ大使館

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 【カイロ共同】在レバノンのウクライナ大使館は28日、フェイスブックで、レバノン北部のトリポリ港に停泊中のシリア船に、ロシアがウクライナで略奪した穀物が積まれていると主張した。税関当局者らによると、盗まれた疑いがあり荷降ろしはされていない。


 ロイター通信によると、船はロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部クリミア半島の港を出て、27日にトリポリに到着。大使館は、船が大麦と小麦粉をそれぞれ5千トン積載しており、ウクライナの貯蔵所から持ち出された疑いがあるとしている。


 レバノン当局は、ウクライナ大使館の主張について、事実関係を調査していると説明した。

(c)KYODONEWS

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